柏 市 牡 丹 名 所 大室 吉祥院の牡丹 |
|
大室の吉祥院 真言宗豊山派 奈良県桜井市にある真言宗豊山派総本山長谷寺の末寺。古文書には1606年に徳川家康が吉祥院に来たと記載されており、少なくとも江戸の初めには寺院として存在していた。当寺の開山は不詳、過去帳には住僧として、寛文3年(1663年)に亡くなった、阿闍梨法院祐範の名があり、住職も57世という事から相当の古刹と思われます。また、薬師堂本尊薬師如来坐像は、大変貴重な中世の仏像です。寄木造で、頂点の肉髻部が低く、鼻や唇がやや小さい顔立ち、衣の表現などに鎌倉時代後期の特色がよく表れています。この仏像は、嵯峨天皇御守本尊で、弘法大師作と伝えられています。柏市無形文化財指定の「大室の盆綱引き」の盆綱は、吉祥院境内で作成し、綱引きまで奉られます。牡丹は吉祥院の境内に約100株が植られ美しい花を咲かせ訪れる参拝者を楽しませてくれる。境内には入口に幹の直径が147cm、高さ20mの2本の欅がそびえ、幹の直径が157cm、高さ30mの市内で最大級のカヤの大木が存在感を現せています。 |
千葉県柏市大室780 つくばエクスプレス柏たなか駅から徒歩15分 |
柏市牡丹名所 逆井の観音寺・ 篠籠田の西光院・ 船戸 医王寺・大室 吉祥院 |