大磯照ヶ崎海岸 アオバト
2019年8月17日 鳥博友の会デジカメ同好会に参加
最後まで見て頂き有難う御座いました。
 
朝 自宅を6時すぎの常磐線で上野で乗りえて東京~横浜~大磯駅(8:15)で降りて照ヶ崎海岸にアオバトは、5月初旬から10月頃まで見れ、一番のピークは7月~8月頃です。
 



アオバト窪みに溜まった海水を飲むアオバト10月末頃よりアオバトは照ケ崎海岸で見られなくなり・・・西日本方面へ移動する。この日は台風の後でしたので波が荒くアオバトが波に洗われる様な感じでした。アオバトが危険をおかしてまで海水を飲みに来るのです。波に飲みこまれる、おぼれる事もあるそうです。現に一羽 羽根を痛めてテトラポットの中へ入って行きました。ここまで危険を侵すのでなく砂浜で飲めばと思ったりしました。やはりアオバトは美しい・・・西日本では冬期に各地で普通に見られているそうです。
 
アオバト 全長約33センチの中型のハトで全体が緑色の美しい羽色です。頭から胸にかけては黄味色が強く、腹部は白っぽい色です。翼の肩の部分がブドウ色をしたのが雄で、雌との見分けが容易です。食べ物は木の実や果実が主体となっています。アオバトは、大磯から20~30キロメートル離れた丹沢山地からの飛来が証明されているそうです。照ヶ崎海岸でアオバトの糞を採取して糞の中に排出された種子植物の種類を判定し、この辺りでは丹沢の標高1000メートル以上にしか分布しないミヤマザクラの種子を摂取。群れでやってきて、岩礁を飛び回り、岩場に降りて、窪みに溜まった海水を,吸い込む様に飲みます。アオバトが食べる、果実にはナトリウムが、ほとんど含まれていないので、果実からの栄養分や水分を体内に吸収する為に海水吸飲(体内のナトリウム・カリウム濃度を確保)を行っているのではないかという事が解ってきている。
  
我孫子野鳥の館・SUGI3のフィールドノート 四季旅遊の館