四季旅遊の館

川越まつり 蔵の街と山車


 
川越まつりは、川越城主松平伊豆守信綱が祭礼用具を寄進した事に始まり、しだいに江戸の「山王祭」「神田祭」の様式を取り入れながら変遷を重ね、およそ350年にわたって受け継がれてきた。山車を持つ町の人たち、山車に乗る近郷の囃子方、山車を動かす職人という、それぞれの社会が調和した様式も江戸譲りの特徴と云われ、江戸が東京になり、本家東京の祭りが山車から神輿に代わった今、「川越まつり」は、かつての江戸天下祭を再現している。時代が変わり、社会が様々な変化を遂げても、祭りに象徴される川越人の心、町全体が一つになって祭りにかける情熱は、今も昔も変わっていない。
絢爛豪華な祭礼絵巻を再現する江戸系川越型山車の揃い曳きは、川越まつりの一番の特徴であり、見事さは圧巻そのものだ。 正調の江戸祭礼情緒を心ゆくまで堪能、軽快な囃子で祭りの雰囲気は一気に高まります。山車の上には人形がせり出す構造になっていて、山車は町名でも呼ばれますが、人形の名でも呼ばれています。写真は山車の曳っかわせ
曳っかわせとは・・・交差点で山車と山車が出会うと、山車の正面を向けあって囃子と舞いを披露し合います。曳き方衆は激しく提灯を乱舞させ、祭りが最高潮に盛り上がる川越まつりの一番の見どころです。
川越まつり 埼玉県川越市
●池袋から・・・・・・東武東上線急行・川越駅(30分) ●新宿から・・・・・・西武新宿線急行・本川越駅(57分)西武新宿線特急“小江戸号”を利用(43分・880円)JR埼京線快速・川越駅(48分) ●渋谷から・・・・・・東京メトロ副都心線・川越駅(約1時間)


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