四季旅遊の館

大賀蓮の発祥地・千葉公園

 
大賀蓮の発祥地 千葉公園 昭和22年、戦後の燃料不足を補うために、農林省と東京都が、泥炭活用の目的で、千葉市検見川の泥炭地で草炭の採掘が御こなれていました。その発掘作業において、ケト層に大きな穴を掘ったところ、丸木舟とハスの果托、木の実なども同時に発掘され、その出土品を見た、故大賀一郎博士は、「ヒシの実、カヤの実、ハスの果托があるならば、当然ハスの実もあるに違いない」として、その後、いくつかのハスの研究を繰り返すなか、期待の總てをかけて検見川での発掘に・・・ 昭和26年3月、大賀一郎博士と地元の小中学校の生徒、市民などが東京大学検見川農場で古代ハスの実を発掘し、発芽、開花させようという目的で、ハスの実の発掘作業が行われ、発掘作業が翌日で打ち切りという3月30日の夕方、3粒のハスの実が発堀され、その後、その内 2粒が発芽、うち最初に発見された1粒が生育し、昭和27)7月18日、早朝醤油製造)の庭で、ピンク色の見事な花 (古代ハス)が咲く。 昭和28)8月5日、千葉市弁天池に移植し、4~5本が開花する (昭和29)6月8日、千葉県天然記念物に指定された。 以来、大賀ハスは「世界最古の花」として、 海外でも大きい反響を得た。 その古代ハスは千葉県千葉市千葉公園から日本各地をはじめ、世界各国へ根分けされ、友好親善 を深めている。大賀ハスは、「千葉市の花」にもなっている。
大賀蓮記念碑 昭和26年3月千葉検見川東京大学グランド地下より発見された3粒の蓮の実は、蓮の権威者大賀一郎博士に依り、約2000年前のものと鑑定され、その年の月発芽し、翌年7月18日見事に開花した。 その後、此処千葉公園に移植され、毎年、薄紅色の美しい花を開いている。ここから世界各地にも送られ、友好親善を深めている。 昭和58年7月18日 撰文 千葉蓮の会会長 杉大郁太郎 千葉市・千葉公園
 
ハスの花の開花から四日間 一日目 早朝4~5時頃から花弁がゆるみ始め、とっくり型に開いた後、8時頃にはには閉じ始める。雄しべが花托に密着している。 二日目 深夜1時頃からゆるみ出し、朝7~9時頃全開する。花容が最も優美になり、葯が開いて香りが強まる。花托は黄色みを帯びる。
三日目 深夜1時頃から開きはじめ、朝9~10時頃全開して、花径が最大となる。花色はややあせ、昼頃に閉じ始め半開の状態で終わる。 四日目 8時頃までに全開となり、花弁が少しずつ散り始め午後3時過ぎには完全散る。花の退色が進み、花托上面は色が濃くなる。
千葉公園 千葉市中央区弁天3-1-1
交通アクセス・ 千葉都市モノレール「千葉公園駅」下車すぐ(JR千葉駅から徒歩10分)
 

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