浅草観音うら 一葉桜まつり
江戸吉原花魁道中

 


江戸開府400年(2003年)を機会に、「八重桜を街路樹とした町づくり」のもと。観音裏の小松橋通りを中心に、一葉桜(八重の里桜)を植樹された桜の ソメイヨシノが散った頃、桃色の八重の花をつけ、夏・秋には青々とした葉の美しさで道行く人を和ませてくれる桜。八重桜を街路樹にしている町並みは 東京でも珍しく、青葉の町となっています。  毎年、四月の第二土曜日に浅草観音うらの小松通りで・・・・ 一葉桜まつりが開催され今年も「江戸吉原おいらん道中」が披露され、豪華絢爛な着物をまとった花魁(おいらん)が、禿(かむろ)手古舞(てこまい) 、傘持ちの男衆ら総勢五十人が練り歩き、江戸情緒を再現されました。花魁の「象潟(きさかた)太夫」を演じたのは地元の大学院生、江戸一番遊郭 があったこの地で再現する道中 高げたで「8」の字を描きながらゆっくり歩く、花魁独特の凜(りん)とした姿で 大役を務めた江戸吉原おいらん道中」 は、東京では唯一、ここでしか見ることができず、年々観覧者多くなっています。
 
「一葉」という名前の桜 山桜の名前は「江戸彼岸桜」「大島桜」「山桜」と最後に桜が付き、 里桜の名前は「染井吉野」「普賢象」と最後に桜が付かないのが原則。 この原則に従い、里桜の中に「一葉」という八重桜がある。 東京の公園ではよく見られる種類で、4月中旬 ソメイヨシノが散り終わった頃から咲き始める。


  四季旅遊の館