我孫子へコウノトリが飛んできた |
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平成16年12月25日、我孫子市北新田の利根川沿いに、国の特別天然記念物コウノトリが飛来していました。いるのが 我孫子市には「山階鳥類研究所」があり、婚約が内定した紀宮さまが非常勤研究員を務めるいることから、 「ご婚約をお祝いに来たのでは・・・・・」 新聞でも報道され、多くの人々の関心を集めた。日本全国の農村に普通に見られたコウノトリがなぜいなくなってしまったのか、約120年の歳月を経て今なぜ我孫子に現れたのか・・・・・我孫子に飛来したコウノトリは、大陸からの強い北風にのって日本に運ばれてきたようですこのコウノトリは、翼の羽毛(風切羽)の欠損の状態などから、平成16年12月3日に岩手県の大船渡市で確認されたものと同一個体であることが分かりました。大船渡では12月13日以降、コウノトリの姿は見られず、この後、我孫子へ向かったようです。そして、 我孫子では、3ヶ月間滞在し、平成17年3月26日を最後に姿が見られなくなった。 しかし、4月8日、広島県三次市の山間部で同一個体と思われるコウノトリが確認された。その後、4月28日に島根県雲南市で発見・・・・・ | ||
我孫子市北新田 2005,12,25,~ コウノトリ 国の特別天然記念物に指定されているコウノトリは両翼を広げると2mにもなる大形白色の鳥で、絶滅が危惧されている世界的にも希少な鳥です。 日本では、昭和46年に豊岡盆地で国内最後の野生コウノトリが姿を消しています。近縁種にはヨーロッパで85万羽以上が分布していると推測されているシュバシコウがいます。 2005年1月5日撮影 我孫子北新田 | ||
コウノトリの生態 コウノトリ(ニホンコウノトリ) コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属 学名CIcnia boyclana 英名Oriental
White stork 生息域ロシア極東部、中国東北部や南部 全長110~115cm 体重 4~6kg 大陸に生息している個体は越冬のため渡り鳥として日本や韓国等に飛来してきます。日本には留鳥(一年通じて生息)も多い様です。全世界で約2500~3000羽と推定‥・希少なため以下の指定
Endangered Species(IUCN)・‥ 世界で定めた絶滅危惧種 ワシントン条約附属書| 絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)・‥日本で定めた絶滅危惧種 特別天然記念物(他にはトキ、タンチョウ、アホウドリ、ライチョウなど) 国内希少野生動植物種 これらの指定により、コウノトリ飼育施設外への持ち出しは「羽1本」でも違法となり、違反をすると厳しく罰せられてしまいます。 コウノトリの成鳥は鳴き声を出さず、くちばしを「カタカタカタ」と打ち鳴らして音を出すクラッタリングで、仲間との合図や威嚇を行います。また、ヒナのうちは「クァークァー」というような鳴き声をします。 |
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四季旅遊の館 |