素盞雄神社 天王祭(1) 
 
二天の担ぎ棒で神輿を左右に振る勇壮な「神輿振り」
 

南千住・素盞雄(すさのお)神社 天王祭は、この夏に流行する疫病を振り祓う祭禮です。 素盞雄(すさのお)神社の天王祭は南千住・三ノ輪・町屋・三河島と 六十一ヶ町と広く、祭りは氏子の勇壮華麗な祭一色へと染ります。神輿の担ぎ棒は、他ではあまり見ることができない二天棒の神輿として有名です。神輿に二本の担ぎ棒を通すだけの神輿で、担ぎ手が神輿を左右に揺らし、神輿の四隅にある「わらび手」を手で受け止めながら、左右に振り合う「神輿振り」をします。担ぐ方も力が入りますが見ている方も神輿の屋根が下に突くんじゃないかとハラハラし力が入ります。今年は陰祭で本社神輿は出ませんでしたが、各町の町内こども神輿と大きな町内の神輿が連合で集まり宮入しましたので賑わいました。
 

四季旅遊の館