正面の86段の男坂は曲垣平九郎が騎馬で上り、馬の名手として世に名を馳せたことから「出世の石段」と呼ばれ、今でも多くの人々が石段を上って参拝する。江戸の頃より桜の名所として知られ、現在も境内には数多くの桜があり、都心部にありながら、四季を感じることのできるお宮である。愛宕山は標高26M、信じられないが東京23区内ではもっとも高い山で、NHKの発祥の地で第一声はここ愛宕山からはじまった。
日本で初めての生中継は大正14年岩木利夫(参謀本部馬丁) が廃馬になる愛馬のため為に花道を作ろうと愛宕神社の石段を登った状況を中継したものです。
愛宕神社の9月末には出世の石段祭り(二年一度の大祭) が開催される |